アイキャッチはほとんどIllustratorで作成しているkana(@kana_gadget)です。
ブログ記事を作成する上でアイキャッチを作るのって意外に大変ですよね。
最近ではCanvaやPixlr Editorなどの無料ツールを使用してアイキャッチを作成する方も多いでしょう。

私も一時期Canvaを使用してアイキャッチを作成していました。
アイキャッチを作るうえで、カラーや文字の大きさといった基本的なデザイン性よりも重要視しなければいけない点があります。
それがサイズです。
アイキャッチのサイズは主に「正方形」と横長の「長方形」に分けることができます。
(縦長の長方形は実用性がないので入れていません…)
私はアイキャッチを作成するたびに、このサイズ決めに悩んでいました。
私のようにサイズに悩む方も多いでしょう。
今回はこのような方々に向けて、それぞれのサイズのアイキャッチのメリット、デメリットを紹介していきます。
この記事を読んで、今後のアイキャッチ作りの参考にしていただけると幸いです。
- 長方形アイキャッチのメリット、デメリット
- 正方形アイキャッチのメリット、デメリット
- それぞれの使い方
長方形アイキャッチの特徴
長方形アイキャッチのメリット


長方形のアイキャッチのメリットは、
- 記事内での納まりがいい
- カスタマイズ性に優れている
- 他のメディアのアイキャッチに
流用しやすい
です。
メリット①
記事内での納まりがいい
これは実際にブログ記事を書いている方には分かると思いますが、
長方形ではないと画像が膨らんでしまい、全体がダサくなってしまうのです。



長方形でも膨らんでしまって、ダサく見えるときはありますが…


この画像は下記記事のアイキャッチの画像です。
このアイキャッチは1148×686サイズで作成した画像です。
このサイズでも若干上下に無駄な余白があり、膨らみすぎている印象がありますが、
横のサイズはぴったりで、文字のサイズなども気にならないです。
このアイキャッチは文字だけのシンプルなデザインにしましたが、
柄を入れたり、キャラクターをいれたりするとなお余白が気にならなくなります。
アイキャッチ作成後とブログに載せたあとでの、サイズ的違いも生まれづらいです。
メリット②
カスタマイズ性に優れている
上記の画像は私が過去に作成した長方形アイキャッチの数々です。



統一感がねぇな…
統一感がなく見やすさがないのはさておき、
上記のようにさまざまなデザインに変更することができます。
正方形でもこれぐらいのカスタマイズできるでしょ?
このように思われる方も多いと思いますが、
正方形のアイキャッチは文字やイラストを詰め込みすぎるとバランスが崩れてしまうという難点があります。
正方形というものが最初から整っている形状なので、変にカスタムを入れてしまうとダサくなってしまうのです。
その点長方形は元の時点で少し歪な形をしているので、多少デザインで変にカスタマイズしてもそれっぽく見えるという利点があります。
メリット③
他のメディアへの流用がしやすい
長方形のアイキャッチはInstagramをのぞいて、多くのメディアへの流用がしやすいというメリットがあります。
YouTubeやTwitterなどではアイキャッチに長方形の画像を使用することがほとんどで、
正方形のものは非常に少ないです。
Canvaで「アイキャッチ」と検索すると、長方形のテンプレートが結果として出力されます。


ここからも言えるように、
様々なSNSへの流用を考えている方は、長方形ベースでアイキャッチを作成することをお勧めします。
長方形アイキャッチのデメリット


長方形アイキャッチのデメリットは
- 記事スライダーで綺麗に表示されない
- 余白を埋めないとダサくなる
です。
デメリット①
記事スライダーで綺麗に表示されない
私はブログテーマでSWELLを使用していますが、
長方形アイキャッチはトップページの記事スライダーで綺麗に表示することができません。


上記の画像は私のブログの記事スライダーです。
長方形アイキャッチは両端が切り取られ、全体を表示することができません。
正方形アイキャッチは綺麗に全体が表示されるので、
この点は長方形アイキャッチのデメリットと言えます。
デメリット②
余白を埋めないとダサくなる
これは個人的な感想なのですが、
長方形アイキャッチは正方形のものよりも、
余白部分を埋めないと見劣りするデザインになってしまいます。


この画像は下記ブログのアイキャッチです。



我ながらダサいなぁ笑
余白があまり過ぎるとメッセージ性も情報も皆無になり、情熱を伝えることが難しくなります。
正方形はメインのタイトルを入れるだけで、シンプルでおしゃれなアイキャッチになります。
長方形アイキャッチはデザインのカスタマイズに優れている分、このような問題が生まれてきます。
正方形アイキャッチの特徴
正方形アイキャッチのメリット


正方形アイキャッチのメリットは、
- 凝ったデザインをしなくてもいい
- 記事をまとめやすい
です。
メリット①
凝ったデザインをしなくてもいい


この画像は下記記事のアイキャッチです。
この画像はご覧の通り、あまり手を加えていません笑。
ですが正方形というスッキリした形状を生かしたデザインにしたので、シンプルで綺麗なアイキャッチになりました。
このように正方形アイキャッチ は、長方形よりも余白、デザインにこだわる必要がなく、
必要最低限の文字、画像だけでもそれなりに綺麗なデザインになります。
デザインや凝った見た目が苦手な方は、正方形をベースにアイキャッチを作成することをおすすめします。
メリット②
記事をまとめやすい
これは数記事書いた時に便利な特徴なのですが、
基本的に同じサイズのアイキャッチを使用していれば、
各アイキャッチをまとめてつなぎ合わせて、一つのアイキャッチにしやすいです。
これはまとめ記事などで有効になります。
最初のうちはメリットとは思えないと感じますが、記事数が増えていくと非常にまとめやすくなるので、
後にまとめ記事の作成を考えている方は、アイキャッチは正方形での作成を心がけましょう。
正方形アイキャッチのデメリット


正方形アイキャッチのデメリットは、
- 記事内での納まりが悪い
です。
デメリット①
記事内での納まりが悪い
正方形アイキャッチの唯一のデメリットが、
記事内でのバランスが悪くなってしまうことです。


上記の画像は、先ほどの記事のアイキャッチです。
正方形アイキャッチは記事で見ると、めちゃくちゃ大きくなってしまいます。
サイズを小さくすると、左右に余白が生まれて記事全体のバランスが悪くなってしまいます。



八方塞がりじゃん…
設定によってはアイキャッチを記事に表示しなくなるものもあるとは思いますが、
記事内に表示させると取り扱いが非常に大変です。
このデメリットが大き過ぎるので、私は長方形でアイキャッチを作成しています。
サイズを小さくして、左右の余白が気にならないという方は正方形アイキャッチでも問題ないと思います。