こんにちは!毎日スマートフォンを使い倒しているkanaです。
みなさんはスマートフォンのバッテリーについて考えたことがありますか?
「最近電池の持ちがわるくなった」「すぐに充電が溜まる」「すぐに電池が減る」など
バッテリーの状態は人によって良し悪しが変わります。
新しく買ったスマートフォンやパソコンはできる限り長く、状態良く使い続けたいですよね。
この記事では、知らず知らずのうちにやってしまっているスマートフォンのバッテリーを悪くしてしまう悪習慣を紹介します。
これらをしていると、みるみるバッテリーの状態が悪くなり、スマートフォンの電池が持たなくなったり、充電を頻繁にしなければいけなくなります。
ぜひこの記事を読んで、日頃の生活を見直してみてください!
- リチウムイオン電池について
- バッテリーが劣化する原因
- バッテリーを劣化させる悪習慣
スマートフォンの
バッテリー基本情報
平均寿命

スマートフォンの電池は一般的にリチウムイオン電池が搭載されてます。
リチウムイオン電池が使用されている理由は、従来のバッテリー技術と比べて急速充電が可能で、電池も長持ちします。その結果ほとんどのスマートフォンではリチウムイオン電池が使用されています。
現在ではスマートフォンの他にパソコンやタブレットはもちろんのこと、テスラをはじめとしたEV車にも使用されるほど、身近なものになりました。
そんなスマートフォンにおけるリチウムイオン電池の平均寿命は、充電の回数によりますが約2〜3年と言われています。
ちなみにこの数字は容量が半分程度まで少なくなるまでの期間なので、これ以上使うことは可能です。
そのため携帯販売会社でスマートフォンの2年ローンがあったり、2〜3年で機種変をする人がの多いです。
リチウムイオン電池が劣化する理由

リチウムイオン電池が劣化する理由は主に3つあると言われておりそれが、
・充電と放電を繰り返すことで生まれる「サイクル劣化」
・充電を100%もしくは0%で放置することによって起きる「保存劣化」
・高温環境においておくことで発生する「環境劣化」
です。
後の章でも紹介しますが、上記の3つの状態を出来るだけ避けることで電池の劣化を防ぐことができます。

サイクル劣化に関しては、防ぎようがなさそうだけどね
バッテリーを劣化させる習慣
ここからは、見ず知らずのうちにやっているバッテリーを劣化させる習慣を紹介します。
バッテリーの劣化を防ぎ、より長くスマホやノートパソコンを使いたい方はこれから上げる習慣だけは行わないよう気をつけましょう。
①電源を切らない


スマホの電源を24時間、365日稼働させている方はいませんか。
連絡手段だけではなく、ビジネスや学習、趣味の分野でも活用されるため、電源を切らない人も多いと思います。
実はスマホの電源を切らないと、バッテリーにはものすごい負荷がかかっています。
電源を切らないということは、充電と放電が繰り返されるため、バッテリーが休む時間が無くなってしまうのです。
「スリープ状態にすれば大丈夫では?」
という意見もあるかと思いますが、
スマホはスリープ状態でもデータ通信やWifiとの接続などを行っているため、バッテリーが完全に休まっているとは言えません。
バッテリーへの負担を軽減するためにも、週に1回以上は電源を切ることをおすすめします。
②充電をしたまま寝る
一日中スマホを使用していて充電する暇がないから寝るときに充電してるという方は多いのではないでしょうか。



私自身も充電したまま寝ちゃってたなんてことがよくあります。
これはバッテリーを劣化させる最悪の習慣です!
なぜならバッテリーの劣化理由の際にも記載した通り、100%の状態まで充電することはバッテリーに多大な負担をかけています。
それに加えて充電ケーブルから常時電気を流している状態なので、さらに負担がかかっています。
例えて言うと、
お腹いっぱいに食べたのに、次から次へと料理が運ばれてくる状態です。
そんな状態ならバッテリーに負荷がかかってしまうのにも頷けますよね。


最近のモバイル機器は優秀で、100%にまで充電されたらそれ以上過充電されないように保護回路が設定されている製品も多いようです。
ですが、それに対応していない機器もあったり、そもそも100%まで充電することが推奨されていないということもあるため、挿しっぱなしの充電方法は辞めた方がいいです。
電池がなくなった際には20%以下になったら、80%まで充電するという形で数回に分けて行うやり方をおすすめします。
③0%まで使い切っている
1時間や2時間の通勤時間がある方は、電車の中でYouTubeやNETFLIXを見てしまいますよね。
そうしていると電池をあっという間に使ってしまい、気づいたら0%になっているということも多いでしょう。
上記でも記した通り、
電池を0%まで使用し続けることはバッテリーの劣化を助長します。
100% → 0%というように大きなふり幅がある使い方をしているとバッテリーに大きな負荷がかかり、劣化が早くなってしまいます。
また0%の状態を長時間放置していることもバッテリーに悪影響であり、1か月で5%~10%ものバッテリー容量が減少してしまうともいわれています。
スマホの電池を0%まで使い切きるような使い方をしている人は、気をつけましょう。
また0%になる前に充電するために、モバイルバッテリーを持ち運ぶこともバッテリー劣化への良い対策と言えそうです。
④充電しながら、使用する


「今すぐスマホが使いたいけど、電池がない」「長時間の電話になるから、充電しながら話そう」といったように、習慣的にスマホを充電しながら使用する方はいらっしゃいませんか?
もちろんこの行為もバッテリーを劣化させる1つの悪習慣です。
なぜなら、バッテリーの放電と蓄電が同時に行われることにより、負荷が大きくなるためです。
また充電しながらスマホを使用していると通常使用、充電時よりも熱を発するようになり、それがバッテリーに悪影響を及ぼすともいわれています。



運動しながらご飯を食べるみたいな(笑)
リチウムイオン電池は熱に弱いため、高温状態での充電は負荷が非常に高いです。
充電しながら使用したい気持ちも非常にわかりますが、
日ごろから使うときは使い、使わないときは触らないメリハリをつけることで、バッテリーを長持ちさせられます。
⑤低・高気温、高湿度下での使用


リチウムイオン電池は過度な温度化で保存するとバッテリーが劣化してしまいます。
適性気温は約5℃~45℃と言われており、これ以下でも以上でもバッテリーに負荷がかかってしまいます。
45℃以上はあまりありませんが、冬になると最低気温が5℃以下になる日が非常に多いです。
そんな寒空の下でのスマホ使用はバッテリーに悪影響を与えてしまいます。
ある程度は仕方ありませんが、バッテリーのことを考えると外出中の使用は控えた方が良さそうです。
また高湿度下での使用もバッテリーの劣化につながります。
そもそも電化製品やモバイル機器などの精密機器を高湿度下で使用することはご法度です。
お風呂に入りながらスマホをいじる方も多いとは思われますが、
水没の可能性も無きにしも非ずなので、お風呂でのスマホいじりは辞めましょう。