過去のブログアイキャッチを作り直し始めたkana(@kana_gadget)です。
みなさんは自分の作成したアイキャッチを見返して、
「うわぁ、これちょっとダサいなぁ」
と感じたことはありませんか?
私は自分のブログだけでなく、有名なブロガーさんのアイキャッチでもそう感じることが多々あります。
アイキャッチはTwitterをはじめとしたSNSで記事を共有するときや、自分のブログ内でリンクを作るときなど、様々な場面で目にするものです。
アイキャッチがダサいとそれだけで、ブログデザイン全体がダサいように感じられることもあるので、
意外と重要なポイントです。
この記事では私が過去に作成したブログアイキャッチを考察し、どこがダサいのか、なんでダサいのかを共有していきたいと思います。
そのうえで、デザインを修正しなおしたアイキャッチもご紹介します。
ぜひこの記事を読んでご自身のブログアイキャッチに生かしてもらいたいです。
修正するアイキャッチ
今回修正するアイキャッチはこちらです。

この記事は、クーピー型のタッチペン「アクティブスタイラス6」を紹介する内容となっています。
このアイキャッチを作成した時に意識したことは以下の3点です。
- 子供が好きそうなポップなデザイン
- 色をたくさん使用し明るいイメージを出す
- クーピーの「ざらざら」とした質感を出す
クーピーのイメージを壊さないように作成したばかりに、全体的にまとまりがなく、ダサいアイキャッチになってしまいました。

さすがにダサすぎてワロタ
では具体的に何がダサいのかを説明していきます。
皆さんもこんなにダサいアイキャッチは作成しないよう気をつけましょう(笑)。
ダサポイント①
色の使い過ぎ


1つ目は色の使い過ぎという点です。
コンセプトとして考えていた「色をたくさん使用し明るいイメージを出す」というのが裏目に出てしまっています。
このアイキャッチでは「グレー、緑、赤、黄色、暗いピンク、明るいピンク」と様々な色を使用していますが、
すべてビビット(鮮やか)なカラーを使用しており、なおかつところどころに配置されているのが悪い点です。
色には彩度や明度といった直接的な色(色相)の他に注意しなければならないいけないことがあります。
鮮やかな色ばかり使用していると、目がちかちかしているように感じ、非常に見にくくなります。
本家のクーピーはパッケージに、様々な色がありますがなぜかまとまりを感じます。





こんなにいっぱい色を使っているのに、なぜかダサさを感じない
多数の色を使う場合には、ところどころに使用するのではなく、逆にそれらの色で一面を埋め尽くした方がまとまりが出るようです。
ですが、私のようなデザイン初心者の方にとっては高等技術なので、アイキャッチを作成するときは3色か4色に抑えましょう。
最近だと白黒グレーの3色でシンプルなアイキャッチを作成する人も多いので、
様々な方のアイキャッチを観察してみてください。
ダサポイント②
文字のフォントとバランスが悪い
2つ目は文字のフォントとバランスです。
これらのフォントが悪いというわけではなく、私のセンスがおかしいだけです(泣)。


まるでクーピーが「TA_kasanemarugo Regular」という丸みがありポップなデザインのフォントで、アクティブスタイラスが「VDL ロゴJrブラック BK」という、ゴシック体を太くして角ばっているデザインのフォントを使用しています。
変わったフォントを使用するときは2個以上使わないようにすることで、文字にメリハリがつき、強調したい部分を目立たせることができます。
このアイキャッチでは上記の2つのフォントを使用しながら、ほぼ横並びに配置してしまっているのでごちゃごちゃした印象を感じます。



ぷにぷに感を出そうと思ったテカリが、蛇足な感じがする。
ぷにぷに感を出そうとしているのに、角ばったフォントを使用するのは意味不明です(笑)。
ましてやタッチペンというぷにぷにの欠片もないものにこのようなデザインをするのはよくありません。
すべてのデザインに意味を持たせて、全体を作成するようにしましょう。
ダサポイント③
文字とあしらいの組み合わせが悪い。
皆さんはあしらいというものをご存じですか?
例えば、文字にシャドウをつけたり、吹き出しをつけたりすると思いますが、これらが「あしらい」に該当します。
あしらいも上手に使用することができれば、デザインの幅を広げることができ、より魅力的な作品を作ることができます。
ですが、使い方を間違えると私のように初心者感漂うデザインになってしますので気をつけましょう。




このアイキャッチでも様々なあしらいを施していますが、
私が活を入れたいのは上記の画像部分です。
1つ目は星のようなとげとげを配置することで、子供らしさを演出して可愛く仕上げようとしました。
ですがこのあしらい自体の使用難易度が高すぎるのに加え、変に質感を変えてざらざら感を出してしまったため、可愛さが感じられません。



初心者は変な形のあしらいを使用することはやめましょう。
吹き出しにしたら、シンプルでバランスを取りやすかったのに、なんでこんなものを使用したのかと疑問を抱いてしまいます(笑)。


2つ目は、文字の下にアンダーラインを引こうと思い、配置した緑の線です。
これも変に質感を変えていることがマイナスポイントなのと、
カラーが鮮やかすぎて、注視させたい「徹底レビュー」よりも目立ってしまっています。
本来であれば色を逆転させて、文字を鮮やかにして、アンダーラインを落ち着いた色にする方が良いです。
そして手書き感を演出するために、ジグザグのアンダーラインにしていますが、
正直このポイントは見にくさを上げてしまっているように感じます。
アンダーラインを引くときはシンプルに、直線で引くのがベストなですね。
修正後のアイキャッチ
これまで修正前のアイキャッチの何がダサくさせる要因なのかを考察しましたが、
それらの改善点を踏まえて私が作成した、新しいアイキャッチを紹介します。
それがこちらです。


どうでしょう?
さすがに先程のアイキャッチよりは、良いデザインになったのではないでしょうか(笑)。
このアイキャッチを作成をするときに気を付けたのは、
①一目見てクーピーとわかる
②文字は白黒
③あしらいは最小限
の3点です。
クーピーのカラフルさを背景にしてましたが、やはりなぜかまとまりがあるように感じます。





クーピーのデザイナーさんは天才なのでしょう
また背景がカラフルなので、文字は白黒にしないとごちゃごちゃになるなと思い、この2色にしました。
黒の長方形で文字を囲むのも、本物のクーピーのパッケージを模しているので、一目でクーピーに類する商品だと感じるのではないでしょうか?
あしらいもシンプルなものに絞ったので、全体としては非常にシンプルなデザインに仕上がったと思います。
前の方が良かったという方はぜひコメント待ってます(笑)
今回のデザイン教訓
今回のアイキャッチリメイクで学べたことは以下の3点です。
- 色は多くても4色(例外あり)
- あしらいはできるだけシンプル
- 変なフォントはできるだけ使わない



これら3つを徹底するだけで、意外とデザイン力はすぐに高まると思います。


今まで私のようになんとなくアイキャッチを作成していた方は、
これからは上記の3つの教訓を意識しながら、作成してみてはいかがでしょうか。
ぜひ作成してアイキャッチをTwitterなどでおしえてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!