
フォントって何を選べば良いのかわからないし、イメージにあったフォントが見つからない。
みなさんはSNSでの投稿や、ブログのアイキャッチを作成するときになんのフォントを使用するか迷ったことはありませんか?
明朝体やゴシック体などメジャーなものは知っているけど、シンプルすぎて見栄えが良くないと感じる方も多いのではないでしょうか?
悩んだ挙句にシンプルなフォントを選ぶという選択肢も多々発生すると思います。
シンプルなフォントを使いこなすことがデザインにとっては一番重要ですが、変わったフォントも使ってみたいですよね。
そのように考える方々に向けて、フォントを選ぶ時のポイントについて紹介していきます。
ぜひこの記事を読んでフォント選びが楽しくなってもらえれば嬉しいです!
- フォントの選び方
- 変わったフォントを使う時の注意点
- Canvaで使用できるおすすめフォント
フォントの正しい選び方
大前提:何かを伝えるならシンプルなフォントを使え!
フォント選びやデザインの作り方の大前提として、以下のことを覚えておいて下さい。
できるだけ見やすものを選び、読む人に配慮する。
全てのデザインは読む側、見る側を考えて作らなければいけません。これはどのようなものを作るときにも考えるべきポイントになります。
「手書き風フォント」や「デザイン性の高いフォント」は見ていて楽しくなり、興味を引くものですが、読みやすさはイマイチです。
一方メジャーな「明朝体」「ゴシック体」はデザイン性は低いですが、見やすさは高いです。
「何かを伝える」という意味ではシンプルなフォントを使うに越したことはありません。そのためビジネスの場では奇抜なフォントが使われていません。
まずはこのことを頭の隅に置いて、フォント選びを行って下さい!
フォントは〇〇で考える!
私は普段シンプルなフォントから、奇抜なフォントまであらゆるフォントを使用しています。
シンプルなフォントの中でも様々な種類があったりと、深掘りすればするほどなにを選べば良いのかわからなくなりますよね。
私がフォントを選ぶときは次のことを意識しています。
フォントを選ぶときは、フォントを擬人化させて考える!
どういうことかわからない方もいらっしゃるので、次の例で一緒に考えてみましょう!


上記のフォントはCanvaにて無料で使用できる「ポプらむ キュート」というフォントです。
想像してみていただきたいのですが、これはどんな人が言っていると思いますか?
「しっかりもののお母さん」ですか?「海外で活躍するメジャーリーガー」ですか?
違いますよね?例で挙げた人たちが同じ言葉を発してもこのフォントは使われないと思います。



ちなみに私は「秋葉原で働く、勤務数か月目のメイドカフェの店員」だと思いました。
フォントを選ぶときはこの「擬人化」してイメージを捉えてみると、意外と簡単に世界観に合ったものが選べます。
特にシンプルなデザインのフォントを選ぶときは上記のテクニックは使えると思います。
デザイン性の高いフォントは、そもそもイメージが付きづらいため、擬人化させずらいと思います。
奇抜なフォントは装飾として使う!
シンプルなフォントは読ませる文字、伝える文字として使用できますが、奇抜なフォントはそうもいきません。
実際に次の4つのフォントを見て下さい。








これらのフォントは奇抜なフォントでありながら、ある程度読めるデザインですが、
フォントが変なせいで書かれている言葉に深い意味があるように感じませんか?
奇抜なフォントはメッセージを伝えることよりも、「イメージ」を与えることに長けています。
華やかさを出したい、勢いを演出したいなど、
フォントを利用して、特定のイメージを作り上げようとするデザイナーさんも多くいます。
そのためなんの意味もなく、奇抜なフォントを使うことは避けた方が良いでしょう。
上手に使いこなせないと、ただただ見づらくダサいデザインになりかねません。
同じ文書内に入れて良いフォントは2種類まで!
ブログアイキャッチやSNSの投稿内容を作成していると、1つの投稿内に何種類もフォントを入れたくなりませんか。
実はデザインを一気にダサくしてしまうタブーなんです!
次の画像を見て下さい。




フォントが3種類の方が統一感がなく、見ていて何を伝えないのか分からなくなると思います。
もちろん3種類以上使いながらも、メッセージをきちんと伝えられているデザインも存在しますが、
技術が伴わないうちはできるだけ種類は抑えて、シンプルにデザインするのが良いです。



私もほとんど2種類でブログアイキャッチを作成しています。
ちなみに2種類使用する場合ではも、タイトルのように前面に出したいときはゴシック体のような力強いフォントを使用し、
サブタイトルのような説明を行う文章のときは、メイリオのような落ち着いて、滑らかなフォントを使用すると、
デザインにメリハリが付いて見ていて気持ちの良いものが出来上がります。
Canvaで使えるちょっと変わったフォント3選
ここで紹介するフォントはCanvaのテンプレートをそのまま使用しているため、
もし気になった方がいらっしゃいましたら各リンクから公式HPに遊びに行ってみて下さい!
1.モトヤゴチカ BL


「モトヤゴチカ BL」は、太めの線がベースの、文字全体が婉曲したようなデザインのフォントです。
上記のような画像の通り、少しインパクト与えながらメキシカンな印象を与えることができます。
フォントのクセが少ないので可読性が高かく、尚且つデザイン性も高いというハイブリットタイプのデザインです。
実際に使うのであれば、下記のようになると思います。
- ラテン系の音楽を紹介する動画
- メキシカン料理のメニュー表
- ガラガラ声の文字起こし
2.無心


「無心」は、ポップでありながら、ラフな世界観を作るのに適したフォントです。
線が統一されていない無秩序さが、ワクワクさと親近感を沸かせてくれます。
上記の画像で言うと、「世界を冒険しよう」と書いてありますが、近所を散歩する感覚を与えてくれています。
実際に使うのであれば、下記のようになると思います。
- 散歩blog
- アジアンテイスト漂う飲食店のロゴ
- ぼーっとしているときの効果音
3.しねきゃぷしょん


「しねきゃぷしょん」とは、細めのフォルムに手書きのようなデザインのフォントです。
線が細いのに加えて、明朝体のようにとめはねがしっかりとしていないため、柔らかい印象を感じます。
上記の画像のように、華やかでありながら切なさを演出するときにぴったりのフォントだと思います。
実際に使うのであれば、下記のようになると思います。
- 結婚式の出会いのムービー
- 爽やかな青春映画のタイトル
- 高校生に向けた
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